大事故なく終わりました。「上調子」は、三味線の棹に「かせ」と呼ばれる木を結びつけて、オクターブ上の音を出すパートです。通常箏曲では三絃は1人で弾くもので、上調子を入れることは古典ではありません。単純に棹の短い三味線を弾くということですので、勘所が当然いつもの場所とは違います。何年ぶりかの上調子、まあまあ、大事故出さないで良かったです。なにより、忠一郎さんと姪っ子さんお二人にご迷惑をかけることにならず、良かったです。河東節は、今度は10月頃にあるかどうか。あれば、また精一杯勉強させていただきます。