キッズ伝統芸能体験事業終了

浅草公会堂にて、半年の集大成となる発表会が終わりました。担当二年目、少し慣れてきたかなというところで、古典にチャレンジや唄にチャレンジ、いけそうだという報告を受けての新しい替手作成して足していくチャレンジ、今年は今年のカラーが出たと思います。
まあだけどなにしろ。本番のキッズ達のテンションはやはり半端ない。控室は動物園。汗だくで舞台ついでに上がる、くらいなハイテンション。なのに。幕開く直前は、急にみんな見たことない不安な表情になっちゃうんだ。これがたまらなくてね。そばにいたいけど、そういうわけにはいかない。「袖の、あそこで。すぐそばで。見てるから。踏ん張ろ?」って言って毛氈降りる時は、ほんと心配でかわいそうで。で幕上がったら、まーやりたい放題、袖は大爆笑、俺はサウナいったぐらい汗かき通し。毎年きついよほんと。
幕閉まった時、みんな精も根も尽き果てた感じで。達成感と安堵感と解放感と。そういうことなんだよ。なにかをやる、って、そういうことなんだよ、それくらいの振り幅で何かをやったことあるやつが、でかいことをやっていけるんじゃないかな?と思ってる。
とにかく。みんなほんと頑張った。俺の頑張りの何倍も頑張った。大きなものを手にして、そして。帰ってきてね。いつでも待ってる。