第38回現代邦楽作曲家連盟作品演奏会2026.2.18(水)

だいぶご案内が遅くなりました。作品に目処が立たないままご案内する気にならず…。チラシ作成段階では題名を付けることすら出来ず、暫定でこうなりましたが、正式題名は「疾駆〜磧中の作」といたしました。モンゴルから駆け始めた疾駆馬は、西へ西へとひたすら岑参(しんしん、磧中の作者)と共に夜となく昼となく駆けます。その荒涼とした、寂しく殺伐とした絶望感や、あるいは得も言われぬ美しい風景、音にしてみたいと思いました。今回もまた、詩によって音が引っ張られてくる感覚で、作る過程が苦しみ、というより楽しい作業でした。ご紹介くださった菊池節子さんに、またまた大感謝申し上げます。この曲は僕の最初のリサイタルで山登松和さんにご助演いただいたのですが、その時も終了後にもっと聴きたかった、短か過ぎるという過分なお褒めのご感想をいただき、なんとか歌を入れたいと思っていた曲でした。ただ。新潮会勉強会の次の日。この会に出ることが決まっているならば、新潮会に出演希望は出さなかったのに、だけが、悔やまれるところです。オファーが遅すぎでした。仕方ない。僕の次の曲が、尊敬する眞悟さんの曲!他にも中川先生、栄吉さん、野村先生。並いる、いわゆる作曲で名を馳せている方達の幕開き担当、お客様が終始ワクワクするような演奏会の一曲目をなんとかお届け出来たら、と思ってます。

